代表選手に学ぶ「視点とこだわり」

久々の投稿です。

基本は2nd GYMのブログに今は週に2回ほどのペースで更新しているためこちらに投稿することがすっかりなくなりました。ブログにはフィットネスの、フォロワーの方が喜びそうな、価値のありそうな内容を投稿しています。今回こちらに投稿するのは価値がなさそうだけどアウトプットしておきたいことなので残しておきます。

昨日YouTube動画を見てたらたまたまJFAの動画がおススメに出てきたんで見てみるとめちゃくちゃおもしろかったんです。

広告もなくてシンプルに動画としてのクオリティが高くて選手やスタッフの日常を捉えてサッカーファンにはたまらないと思います。

2002年日韓ワールドカップのときの舞台裏のドキュメンタリームービーが当時周りで流行ってて、よく見てたんですよね。有名な岩井俊二さんが作った「6月の勝利の歌を忘れない」っていうんですけど、あんなに「遠い」選手やチームの雰囲気が身近に感じられて、おもしろくて、上のJFAの動画も、同じような楽しみ方ができて思い出しながら昨日は寝れませんでした。

選手スタッフ個々のパーソナリティが伺えるんですよね。この選手はカメラを意識しているなーとか、この選手は自然体だよなーとか。こんなトレーニングしているんだーとか、チーム内でのコミュニケーションは練習でどんな風に導入されていて、監督はどんな風に話をしてどんな空気を作ろうとしているんだろうなとか。

代表に呼ばれる選手たちなので、今はチームでそこまで活躍していないように見えた選手でもちゃんと自信を持っていて、力強くて、練習やオフザピッチでのコミュニケーションも自然に円滑に見えます。そして興味深いのがインタビューで、それぞれの選手が「自分が主役」であるはずなのだけど、「主観」だけじゃなくて「客観」を行き来していて、きちんとメタ認知しているように見えます。

メタ認知とは「自分の認知活動を客観的にとらえる、つまり、自らの認知(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を認知すること」です。自分自身を超越した場所から客観的に見ることに加えて、自分自身をコントロールでき、冷静な判断や行動ができる能力までを含めて、メタ認知能力と呼ばれています。もともとは心理学用語ですがビジネス用語としても一般的になってきました。

なのでこれだけ海外や日本のトップで活躍している一流選手はやはり自分を客観視する能力も優れているのだなーと思います。

そしてもう一つ興味深かったのが、対戦相手に関するインタビューを受ける選手が全員漏れなく「勝ち」にこだわっているということ。もともと国際試合の予定だったA代表が、対戦相手のカメルーンと試合できなくなり急遽予定のなかったU-24と試合が組まれることになりました。U-24選手は休息の時間が減り、のちにはオリンピック選考会を兼ねた試合が控えている中、A代表と試合ができる機会なんて紅白戦とはまた違う環境なのでモチベーションは上がるのはわかります。でも楽しさだけじゃなくて、そしてオール代表であるA代表の選手も「受けて立つ」じゃなくて「絶対勝つ」というこだわりが強く言葉に滲んでるんですよね。現代社会に生きる日本人は、昔または諸外国に比べて貧困の差が大きいわけでもなくそこまで死ぬ気で生きなくても生きていけるじゃないですか。でもスポーツの世界では生きるか死ぬかのシビアな世界。これだけ選手皆ハングリー精神がみなぎっていることに勇気をもらいます。

そんな風に一度見たらおもしろくなって、見入ってしまいました。
そのA代表vsU-24は今日です。そもそもこのカードを突然実現させ、投げ銭システムを導入して集まったお金を募金に充てるところからもJFAの誠実さが伝わり、その印象は昔から変わっておらず素晴らしいなと思います。

JFAと代表選手に心を奪われましたという内容でした。

LIFE is FITNESS

フィットネストレーナー 五十嵐優オウンドメディア

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