こんにちは。
昨日は2回目の解剖実習に参加してきました。
前回もそうでしたが、大学の大先生のおかげで私は特別に1年生と一緒に解剖実習に参加させていただいています。実習を受けるだけでなく、教科書もお借りして。
後で気づいたことですが、自分が実習に参加することを大先生の側近の事務の方々も学生も誰一人としてそれを直前まで知らされていなかったのです。なので大先生の独断で参加させてもらってます^^;
実習初回は特にそうでしたが、今回も当日まで緊張していてあまりいい精神状態ではありませんでした。前回は終わった後ヘロヘロになって疲れ切っていましたが今回はあまり疲労感は感じず、むしろ充実感でいっぱいでした。
初回は一緒に受ける1年生も、帯同した先生も上級生も知っている人が全くいない状況の中、慣れない実習にたった一人で”飛び込んだ”状況でした。講師として学生と”うまく”接しなければいけないというアタマが働き、結局そこで一緒に参加した学生たちに溶け込むことはできなかったので、その気遣いが過剰に自分を追い込んでいたと思います。”立場”というのを意識しすぎていました。
ひとりでいる自分に、1年生の代表者である粕谷さんが気を遣ってランチに誘ってくれました。この方の経歴がすごすぎて、びっくりしてしまったんですが、サッカーに全く興味がない人でない限り知らない人はいないでしょう。あのリバプールFCのトレーナーをしていたそうです。
ちなみに、粕谷さんに限らず自分よりも年齢やキャリアを多く積まれている方が少なからずいます。講師として関わっている自分は時々学生とどう接したらよいかわからないことがあります。そして、それを察して学生も気を遣い距離が遠ざかる。
しかし今回はそこに気づいて、当日はそのアタマを外して実習を受けることができたことで、そこにいた学生も先生も、自分自身も受け入れて、程よい距離感で交流を楽しみながら実習に集中できました。
体裁ばかりに気を取られ本質が見過ごされてしまわないようにいきたいものです。
次回の実習は秋にあります。そこでまたどんな気づきがあるか楽しみです^^
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